亀の子束子1号 100年以上愛されつづけている日本の逸品 1つ1つ手作りで 手に握りやすいサイズを熟考して開発された1号型は、創業来伝統の逸品です。長年愛される理由は、厳選されたパーム(ココナッツ繊維)を惜しみなく使った確かな品質。根菜類の泥落としや薄皮むきをはじめ、鉄のフライパン、ザルなどの調理器具を洗うのに適しています。 たわしの主な素材はパーム(ココナッツ繊維) たわしの主な素材となる椰子(やし)の種類は、世界に2,000種近くあるといわれ、主として熱帯地方に分布しています。 日本で生育するものとして、シュロ、シュロチク、カンノンチク、などがありますが、熱帯で裁植される椰子のなかで最も有用なものはココヤシです。亀の子束子ではスリランカ海岸で多く繁茂するココヤシの繁殖力と供給の安定度から、その実(ココナッツ)から取り出したパームを、たわしの原料として着眼しました。 スリランカは現在でも、元祖亀の子束子をはじめとした多くのシリーズに利用されているココヤシの大切な生産地です。 たわしが出来上がるまで 亀の子束子は天然繊維を明治から続く独特の製法で、たわしに束ねてきました。 国内外で素材を厳選し、職人の手でひとつひとつ仕上げています。 厳選された繊維をまとめ、断裁の前に等間隔でゴムで束ねていきます。繊維の質や太さは箇所によって異なるので、均等量が断裁されるように手で調整されています。 束ねた繊維を所定のサイズに断裁します。後の仕上がりにつながる大事な作業です。 写真は主に棕櫚たわしを製造する和歌山工場の断裁機です。刃の手入れも仕上がりを左右する大事なポイントです。 たわしの芯になる針金はあらかじめ折り曲げてあります。この間に繊維を隙間なく詰めていきます。 棒巻きはたわしづくりで一番難しい工程とされます。微妙な手先の感覚が必要な為、これだけ機械化が進む中でも、手作業でしか出来ません。 まずは繊維を均等に密度高く詰めていきます。この技術が亀の子束子の高い品質の鍵となります。この作業のために、職人たちは親指の爪は長めに整えています。 機器にセットし、ひとつひとつ手早くハンドルで巻き込みます。 隙間なく、棒状にぎっちりと巻き込まれたら、次の工程に進みます。 棒状に仕上がったものを、刈込機に入れて繊維を刈り揃えます。 刈りそろえられたものがたわしの基本形、棒たわしになります。 定番の亀の子束子型は棒たわしを専用の台座にセットし、繊維をしっかり立ち上げるために縄かけを行います。 余った針金は切り、外側にでないよう閉じて出来上がり。保管の際に使われる金属の輪の部分は、巻き込む際に金具をセットして形作られています。 出来上がったたわしは、寸法・重量をはじめとした20項目以上の検査基準を満たしているかどうか、ひとつひとつをチェックします。