青森ひばは、ヒノキ科の樹木で性質は桧に非常に近く、その青白い木肌の見た目が桧に比べるとやや劣るものの、耐久性・耐水性・耐腐性では桧に勝る、実用性の高い材木です。
様々な材質の木製まな板がある中でも、最もまな板に適した樹種は青森ひばだと考えています。
木製まな板の最大のウィークポイントは黒ズミが発生する事であり、この黒ズミを防ぐことが、青森ひばの抗菌力によって期待できる為です。
抗菌効果以外にも、消臭効果によって、経年使用時の木製まな板特有の生臭さを防ぐことができます。
また防虫効果によっておいておくだけでゴキブリの忌避効果も。
青森ひばには、4つの大きな効果がある事が分かっています。
・抗菌効果
・安息効果
・防虫効果
・消臭脱臭効果
この4大効果については、青森県工業試験場を始めとする研究機関で実証されており、この効果を利用した様々な商品が医療・農業・食品などの分野で開発されています。
特に抗菌効果については、抗菌スペクトルが非常に広く様々な細菌に対して効果があり、これを利用した医療用の消毒剤が開発されるなど利用分野の広がりを見せています。
丸まな板は使ってみると実はすごく使いやすく、丸まな板ならではの魅力もたくさんあります。普通の長方形のまな板、使っているのはほとんど中心部で両端はネギなど長い食材を使うとき以外、実はあまり使っていないのです。 丸型だと両端がない分、作業台がかなり広々使えます。 その分奥行があるのでコロコロ転がリやすいキュウリなどもしっかりキャッチ! またクルクル回転させながら使えば少しづつの食材を一回で切ることができるのも丸型ならではです。
使用後はスタンドをくるっと回せば自立します。
抗菌力に優れた青森ひばを使用し、黒ずみにくく、きれいな状態が長続きするのもうれしいところ。
板目とは、通常丸太から木材を切り出した切断面にできる木目のことで、その木目は山形であったり、自由な曲線を描くような形になります。
一方、柾目とは、円形のケーキを切り分けるように、丸太の中心から放射状に切断した時にできる木目のことで、その木目は真っ直ぐ平行な形となります。が、こちらはどうしても希少でコストの高い木材となります。
では板目材だと何が悪いのか?板目材は材料が収縮しやすいので、反りやすく割れやすいのです。まな板にすると使い始めた翌日に反ったり割れたりすることも珍しくありません。
すぐに反って割れてしまう板目の一枚板まな板よりも、柾目材を集成加工したまな板の方がずっと耐久性があり、長持ちするのです。
取り扱い店舗:全店